100回の記事を投稿したら、ブログの更新を終えようと思っていました。
そして、今回の記事で100回目になり、最後となります。
ジェフリー・R・ホランド会長(十二使徒定員会 会長代理)は、天の祝福を受ける資格について教えています。
今回の引用は少し長くなりますが、紹介します。
イエス・キリストの贖罪の賜物と,天の力から助けを受けることができれば,わたしたちは向上できます。そして福音のすばらしさは,必ずしも成功するとは限らないにしても,努力し続けることによって報われるということにあるのです。誰に天の祝福を受ける資格があり,誰にその資格がないかについて,初期の教会員の間で論争が起こったとき,主は預言者ジョセフ・スミスにこのように宣言されました。「まことに,わたしはあなたがたに言う。〔神の賜物〕は,わたしを愛してわたしの……戒めを守る者たちと,そうしようと努める者たちのために与えられる。」(教義と聖約46:9)わたしたちは皆,「そうしようと努める」という言葉が加えられていることに感謝するのではないでしょうか。その言葉は救いです。時にわたしたちにできるのは,それだけということがあるからです。もし神が完全に忠実な人だけに報いをお与えになるとしたら,報いを受ける者のリストに載せられる名前は多くはないだろうという事実に慰めを得ます。どうぞ明日,またその後も毎日,忘れないでください。向上を望む人,戒めが必要であることを認め,それを守ろうと努める人,そしてキリストのような徳を愛し,それを身につけようと全力を尽くして努力する人,そのような人を主は祝福してくださいます。その過程でつまずくことがあれば―誰でもつまずいてしまうのですが,皆さんが努力し続けられるよう助けるために,救い主がおられます。失敗したら,もう一度主の力を呼び求めたらいいのです。アルマのように,「イエスよ,……わたしを憐れんでください」と叫び求めてください。(モルモン書 アルマ36:18)主は再び立ち上がれるように助けてくださいます。主は,皆さんが悔い改め,償い,修復すべきところを全て修復し,努力し続けられるように助けてくださいます。そうすればやがて自分の求める成功が得られることでしょう。……兄弟姉妹の皆さん,永遠にわたる一番大切な第一の戒めは,わたしたちの心を尽くし,精神を尽くし,思いを尽くし,力を尽くして神を愛することです。これが,一番大切な第一の戒めです。しかし,永遠にわたる一番大切な第一の真理は,神が御自分の心を尽くし,精神を尽くし,思いを尽くし,力を尽くしてわたしたちを愛しておられるということです。その愛は永遠にわたる土台であり,またわたしたちの日々の生活の土台でなければなりません。実際,わたしたちの心の中にそのような確信が燃え盛っているからこそ,わたしたちは向上しようと努力を続け,自分の罪の赦しを求め続け,その恵みを隣人にも及ぼし続けようという自信が持てるのです。ジョージ・Q・キャノン管長はかつてこのように教えました。「試練がどれほど深刻でも,苦悩がどれほど深くても,艱難がどれほど大きくても,〔神〕は決してわたしたちをお見捨てにはなりません。これまでもそうでしたし,これからもそうです。神はそのようなことはおできにならないのです。〔そのようなことをすることは〕神の特質にはありません。神は……〔いつも〕傍らに立ってくださいます。燃え盛る炉の中を通り抜け,深い水の中をくぐり抜けることもあるかもしれませんが,決して焼き尽くされることも,水の底に沈むこともないのです。わたしたちは,さらに善くなり,さらに清められて,これらのあらゆる試練と困難の中から立ち上がってくることでしょう。」(ジョージ・Q・キャノン,”Remarks” Deseret Evening News,1891年3月7日付,4)……愛し続け,努力し続け,信頼し続け,信じ続け,成長し続けてください。天は,今日も,明日も,永遠にわたって,あなたを応援しているのです。引用:
またホランド会長は、神の愛とイエス・キリストの贖いの無限の光について、次のように教えています。
自分でもう手遅れだと思い込み,機会を逃したと考え,多くの過ちを犯してしまったと感じていても……,家庭や家族からも,神からも,遠く離れてしまったと感じていても,わたしは証します,あなたは神の愛が及ばないほど遠くにいるわけではありません。キリストの贖いの無限の光が届かない深みなどあり得ないのです。引用:
救い主イエス・キリストは、生きておられます。
主は、私たちが主の愛を受け入れて天父のみもとへ帰る道を共に歩むよう、私たち一人ひとりに向って手を広げ、大いなる愛を持って招かれています。
主を愛し、その声に聞き従うよう努力し続けるならば、天の祝福を受ける資格が、主の愛、贖いと恵みによりもたらされると証します。
ブログを読んでくださり、ありがとうございました。
イエス・キリストの愛と、御霊の助けが、皆さんの上にいつまでもありますように。
モルモン書を読んでみたいと思われた方は、下記のリンクをクリックすると、無料の「モルモン書」アプリをダウンロードできます。
