聖典の中に、イエス・キリストは、神と人との間のただ一人の仲保者だと書かれています。
神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである。引用:新約聖書(口語訳)テモテヘの第一の手紙2:5
末日聖徒イエス・キリスト教会の聖句ガイドに「仲保者」の意味について、次のように書かれています。
執り成しをする者。イエス・キリストは神と人との間の仲保者である。キリストの贖罪は,人々が罪を悔い改め,神と和解する道を開いた。引用:『聖句ガイド』「仲保者」
また、デジタル大辞泉には「執り成し」の意味について、次のように書かれています。
対立する二者の間に入って、うまく折り合いをつけること。引用:『デジタル大辞泉』「執り成し」
1977年4月の総大会で、ボイド・K・パッカー長老(十二使徒定員会)が用いた比喩をもとに作られたビデオ「仲保者」(10:48)を紹介します。
借金の返済をしなかった若い男性が,友人の仲介を通して正義の要求から救われる話です。
救い主イエス・キリストの重要な称号「仲保者」について、よりよく理解できます。
ビデオ:「仲保者」(10:48)
私は、度々間違った選びをして罪を犯します。
どんなに努力しても、自分自身の力で罪のある状態から清くなり、永遠の幸福を受けることはできません。
イエス・キリストが用意された条件に従うならば、主は正義の要求がもたらす罰から私たちを救ってくださいます。
主は正義と憐れみの両方を完全に満たし、神と人との間のただ一人の「仲保者」として執り成してくださいます。
主に従い、主の執り成しを受けるよう、すべての神の子供たちを主は招かれています。
イエス・キリストは仲保者であり、深い愛を持ってそれを行われていることを心から証します。
