ブライアン・K・テーラー長老(七十人)は、ある女性が自分は神の子供であるという神聖な事実を理解して受けた影響、について話しました。
この力ある真理は,わたしの友達のジェンの人生を変えました。ジェンは10代のころ,大きな交通事故を起こしました。自分の身体的外傷もひどかったのですが,どうしようもなくつらかったのは,相手の車の運転手が亡くなったことでした。「あの子たちから母親を奪ったのは,わたしなのです」とジェンは言います。「わたしたちは天父の娘です。天父はわたしたちを愛し……て〔おられ〕ます。」ほんの数日前まで起立してこの言葉を暗誦していたジェンは,疑問を持つようになりました。「御父がわたしを愛してくださるわけがないわ。」ジェンは言います。「けがの痛みは収まりましたが,情緒的・霊的な傷が癒えることは決してないだろうと思いました。」ジェンはどうにか生きていくために,そんな気持ちを心の奥底にしまい込み,それに触れないようにして,平静を装っていました。1年後,やっと事故のことを話せるようになると,霊感を受けたカウンセラーは,「わたしは神の子です」という言葉を書いて,毎日10回ずつそれを言うようにとアドバイスしたのです。「書くことは簡単でしたが,この言葉を言うことはできませんでした」と,当時を振り返ってジェンは言います。「……言おうとすると現実に引き戻され,神がわたしに御自分の子供でいてほしいと望んでおられるとは思えませんでした。わたしはひざを抱えて泣きました。」数か月後,ジェンはやっと,そのノルマを毎日果たすことができるようになりました。彼女はこう言っています。「心を全部注ぎ出して神に嘆願しました。……すると,その言葉が信じられるようになってきたのです。」これが信じられるようになると,主はジェンの傷ついた心を癒してくださるようになりました。モルモン書を読むと,主の贖いに安らぎと勇気が感じられるようになったのです。ジェンはこんな結論にたどり着きました。「キリストはわたしの苦しみや悲しみ,罪の意識を感じておられました。わたしは神の純粋な愛を感じたのです。これほどの力を感じたことはそれまでありませんでした。自分が神の子であると知っていることは,わたしの持つ知識の中で最も力ある知識です。引用:
ディーター・F・ウークトドルフ長老は、私たちは神の娘であり,息子であると証しています。
「わたしたちの真の姿」(YouTube 3分44秒)
※3分27秒あたりから最後まで、音声が聞こえなくなります。
そのまま、日本語字幕をご参照ください。
末日聖徒イエス・キリスト教会の、私の大好きな子供の賛美歌「神の子です」の1番の歌詞には、次のようにあります。
神の子です,私やあなたあふれる恵みに感謝します私を助けて導いていつかみもとへ行けるように引用:
天父は、私たち神の子がみもとに帰って御自身のようになり、御自身がお持ちのすべてを授けたいと強く願っておられます。
そのために福音(救いの計画)を用意され、御子イエス・キリストを救い主として選ばれました。
救い主は、天父の御心に従って贖罪を行われ、私たちが御子イエス・キリストを信じて福音に従うならば、天父のみもとへ帰ることができるように道を備えられました。
そのことを証します。
「神の子です,私やあなた」と歌われる真理を理解する力が、御霊の助けによってもたらされ、増し加えられますように。
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