父の元を離れ、すべてを失った放蕩息子は、気がつき、悔い改め、父のもとへ戻ってきました。
新約聖書(口語訳)ルカによる福音書15:2014 そこで立って、父のところへ出かけた。まだ遠く離れていたのに、父は彼をみとめ、哀れに思って走り寄り、その首をだいて接吻した。
人生の旅路でわたしたちが神を信じなくなることはあっても,神がわたしたちを信じてくださらないようになることは決してありません。言ってみれば,神の家の玄関にはいつも明かりがついているのです。神は御自分の道を指し示す聖約のもとに来るよう,あるいはそこに立ち帰るようにと招いておられます。わたしたちが「まだ遠く離れて」いても,抱き締めようとして待っておられます。信仰の目で自分の経験のパターンや脈絡,ほかの経験とのつながりを見るならば,喜びのときだけでなく,特に試練や悲しみ,苦難のときにも,神の深い憐れみと励ましがあることが分かるようになります。何度つまずいても倒れても,常に神に向かって進むならば,神は一度に一歩ずつ助けてくださいます。出典元:
私も放蕩息子のように、天父とイエス・キリストの愛から、遠く離れていたと感じていたときがありました。
それでも神は、私のことを信じ、その家の玄関にいつも明かりをつけて、私が立ち帰るよう招いておられました。
そして今も、神の子供たちである私たち全人類を、神の家の玄関の明かりをつけて、立ち帰るよう招いておられます。