末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長会が、全世界の人々に向けて復活祭のメッセージを発信しました。
愛に満ちた御父の独り子,イエス・キリストは,「よみがえりであり,命」であられます。主はその誕生と生涯と死によって,「わたしを信じる者は,たとい死んでも生きる」(ヨハネ11:25)という約束をもたらしてくださいました。この復活祭の季節に,この輝かしい約束について深く考えるよう,すべての人をお招きします。イエス・キリストが死の縄目を断ってくださったので,わたしたちはそれぞれが確かに不死不滅となり,永遠の命を望むことができます。救い主の偉大な贖いの犠牲のおかげで,わたしたちは喜びと平安を,来世だけでなく,今この地上で避けることのできない人生の試練に直面するときにも得られるという希望を持つことができます。救い主のおかげで死がすべての終わりではないことを,わたしたちは知っています。逆境が永遠に続くわけではないことを知っています。主を信頼するならば,平安があります。わたしたちには,永遠の喜びが得られるという信仰があります。わたしたちの救い主であり贖い主であるイエス・キリストが生きておられることを証します。主は天の御父のもとに帰る「道を示し」てくださいました(「高きに満ちたる」『賛美歌』112番)。神の御子という賜物に,心から感謝しています。わたしたちは御子のおかげで,神の最も大いなる賜物である永遠の命の賜物を得るにふさわしい者となることができるのです。
ラッセル・M・ネルソン
ダリン・H・オークス
ヘンリー・B・アイリング
大管長会引用:
私と妻の最初の子供が亡くなったとき、救い主であられるイエス・キリストの偉大な贖いの犠牲と復活によってもたらされるもの、すなわち永遠の命、天父のもとでの家族の再会、永遠の幸福、喜び、平安は、想像やおとぎ話ではなくなりました。
私たちにとっての強い望み、願い、主に対する愛、感謝、信仰、確信となりました。
その後、私の父と母が亡くなり、親族や知り合いが亡くなるたびにその思いが強められてきました。
最近、妻の母が突然亡くなりました。
彼女は、この世の旅路の最後まで、主に対する信仰と愛、隣人に対する大きな愛を持ってまっとうしました。
いつも家族や隣人の幸福を考え、主の愛と光を伝え、励まし、慰め、働いていました。
私が精神的な病気であるため、いつも気にかけて愛を持って接してくれました。
そのことに感謝してもしきれません。
今は、次の世である霊界へ住む場所が移され、この地上でのすべての重荷から解放され、愛する先祖や人々と喜びの再会をし、この地上と同じくそこでも愛を持って力強く主の業に働いていることでしょう。
天使となって、愛する家族のもとへ時々来ては、変わらず笑顔で愛と励ましを伝えてくれるかもしれません。
イエス・キリストは、天の御父と私たちを愛してすべてを捧げられました。
私たち家族が悲しみの涙と後悔だけで終わるのではなく、再び天父のもとで喜びの涙を流して会えるという希望を持ってこの地上の生活を送れるのは、イエス・キリストの贖いの犠牲と復活のおかげです。
イエス・キリストは、「よみがえりであり、命」であられます。
主が復活されたので、すべての人が復活の祝福を受けます。
主は、天の御父のもとに帰る「道を示し」、「わたしに従ってきなさい」と愛を持って私たち一人ひとりを招かれています。
私たちがその招きに応じるならば、イエス・キリストのおかげで家族が永遠となれることに感謝します。
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