「行動できるのは今だけ」ということについて、末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長であり、預言者であるラッセル・M・ネルソン大管長が、2022年4月の教会の総大会で次のように教えました。
確かに,わたしたちは過去から学び,将来に備えるべきです。しかし,行動できるのは今だけです。今こそ,学べる時であり,今こそ,悔い改められる時です。今こそ,ほかの人々を祝福し,「なえた手……を,まっすぐに」[1]できる時なのです。モルモンが息子のモロナイに勧告したように,「わたしたちは力を尽く〔しましょ〕う。……わたしたちには,あらゆる義の敵を打ち破って,神の王国で安息を得るために,この土の幕屋に宿っている間に果たさなければならない務めがあるからで〔す〕。」[2]◇脚注[1]新約聖書(口語訳)ヘブル人の手紙12:12[2]モルモン書 モロナイ書9:6
過去から学び、将来に備え、学び、悔い改め、ほかの人々を祝福できるのは今だけだと、日々実感しています。
過去のつらい経験、事実を変えることはできませんが、それらに対する感情や思いは、イエス・キリストの贖罪と恵みにより変えていただけます。
そのために、もしかしたら、愛すること、赦すこと、忍耐すること、寛容になるなどの努力が求められるかもしれません。
その取り組みを、今、始められるかもしれません。
あるいは、今もあきらめずにその取り組みを続けることかもしれません。
力を尽くして、今、自分にできることを行おうと努力するとき、イエス・キリストにより私にも少しずつ祝福がもたらされています。
ネルソン大管長は、神から召された現代の預言者です。
主は、彼を通してすべての神の子供たちに向けてイエス・キリストの御言葉を語られています。
今、主に従うよう、そして主が授けたいと思っておられるすべての豊かな祝福を受けるよう招かれています。
それらの招きは、私の人生を良きものに変えました。
そのことに感謝しています。