カルロス・A・ゴドイ長老(七十人会長会)は、信仰と奇跡について次のように教えています。
わたしたちは奇跡を起こすための信仰の重要さを知っていますが,最も忠実な聖徒たちでさえも祈りと願いがこたえられない場合があることに気づくのは大切なことです。十二使徒定員会のデビッド・A・ベドナー長老は次のように教えています。「義と信仰は確かに山を動かすために必要な要素です。ただし,その場合,山を動かすことが神の目的を成就することであって,御心にかなっていなければなりません。病の人や,耳の聞こえない人,足の不自由な人を癒そうとするときも同様で,義と信仰はその手段です。ただし,その癒しが神の目的を成就するものであり,御心にかなっていなければなりません。したがって,どんなに強い信仰があっても,多くの山は動かないでしょう。それに,病気の人や体の弱い人が全員癒されるわけではありません。あらゆる反対勢力が消滅したり,弊害がすべて取り去られたりするとしたら,御父の計画の第一の目的は果たされません。現世でわたしたちが学ぶべき教訓の多くは,経験したり,時には苦しんだりすることによってしか学ぶことができません。そして神は,わたしたちが神の助けを借りて一時的な現世の困難に立ち向かうことを望み,わたしたちにはそれができると考えておられます。そうしてわたしたちは学ぶべきことを身につけ,最終的には来世で,なるべき姿になるのです。」昔と現代の預言者の証に,わたしは自分の証を付け加えたいと思います。奇跡は今もわたしたちのただ中で起こっています。救い主イエス・キリストは,あらゆる力と光と安らぎの源であられます。主を信じる信仰を通して,わたしたちは癒されることができ,たとえ癒されない場合でも,平和の君,世の光,癒し手の中の癒し手を通して平安を見いだすことができると証します。引用:
誰もが予想しなかった人生の困難を経験します。
私や家族もそうでした。
その中で、イエス・キリストの御心と時期を受け入れる信仰を持って育てることは、とても大切なことだと学んできました。
そして、主の恵みにより、主の愛と御手が少しずつ明らかにされてきました。
ボイド・K・パッカー長老(十二使徒定員会)は、リー大管長の言葉を紹介しています。
あなたは光が届いているいちばん端まで歩いて行くようにしなければなりません。そこから,闇やみの中へ2,3歩足を踏み入れるのです。そうすれば光が見えてきてあなたの前にある道を示してくれます。ハロルド・B・リー大管長引用ボイド・K・パッカー長老(十二使徒定員会)“The Edge of the Light”BYU Today Mar.1991,22-23
困難の中、イエス・キリストの御心と時期を受け入れる信仰をもって、闇やみの中へ2、3歩足を踏み入れるならば、光によってその先の道が示され、主の愛と御手を感じることができます。
そして、さらに信仰をもって前進するならば、主の御心のままに、自分では想像もしていなかったほどの奇跡、成長、喜びがもたらされると証します。
イエス・キリストは、私たち一人ひとりを個人的に愛してくださっています。
時には、終わりがないかのように感じる私たちの苦悩や悲しみ、そして主だけがもたらしてくださる喜びを、共に味わってくださいます。
私たちの救いと幸福のために、今も働いてくださっています。
主の愛に、心から感謝しています。
イエス・キリストは、生きておられます。
イエスがキリストであり、贖い主、救い主であると証します。
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