末日聖徒イエス・キリスト教会には「教義と聖約」という聖典があります。
主が、預言者ジョセフ・スミスを通して語られた言葉です。
今回紹介する聖句の中で、なぜイエス・キリストは私たちのために贖罪を行われ苦しまれたのか、その苦しみはどれほどのものだったのか、主はなぜ私たちに悔い改めるよう招かれているのかなど、主御自身の言葉で語られています。
そこには、〔人〕、〔あなたがた〕、〔すべての人〕、〔人々〕、〔彼ら〕、〔人の子ら〕というように、私たちすべてに向けて主が語りかけています。
それらの部分を、自分の名前に置き換えて読む方法をご紹介します。
その方法により、御霊を通して、主が直接自分に語りかけられるのを感じることができます。
私は、聖文をそのようにして学ぶのが大好きです。
下記の●の部分を自分の名に置き換えて、なるべく敬虔な思いと態度で読んでみてください。
10 ●の価値が神の目に大いなるものであることを覚えておきなさい。11 見よ,主なる●の贖い主は,肉体において死を受けた。それによって,●が悔い改めて自分のもとに来ることができるように,主は●の苦を引き受けた。12 そして,悔い改めを条件として,●を自分のもとに導くことができるように,主は再び死者の中からよみがえったのである。13 ●が悔い改めるとき,主の喜びはいかに大きいことか。引用:
16 見よ,神であるわたしは,●に代わってこれらの苦しみを負い,●が悔い改めるならば苦しみを受けることのないようにした。17 しかし,もしも悔い改めなければ,●はわたしが苦しんだように必ず苦しむであろう。18 その苦しみは,神であって,しかもすべての中で最も大いなる者であるわたし自身が,苦痛のためにおののき,あらゆる毛穴から血を流し,体と霊の両方に苦しみを受けたほどのものであった。そしてわたしは,その苦い杯を飲まずに身を引くことができればそうしたいと思った。19 しかしながら,父に栄光があるように。わたしは杯を飲み,●のためにわたしの備えを終えたのである。
引用:
御父と御子にとっての私たちの価値は、どのようなものでしょうか。
想像もできないほどの苦しみを、主が身を引かずに受けられたのは、天父の御心に完全に従うことと、全人類一人ひとりの価値が神の目に大いなるものであって、一人ひとりを愛し救いたいという切なる願いのためです。
そして、その中に私も含まれていることに感謝します。
イエス・キリストが生きておられ、すべてを捧げてくださったことに感謝します。
私たちが悔い改めて救いを受けられるよう、主が愛を持って招いてくださっていることに感謝します。
主の愛と行いをいつも忘れずに覚え、主が望まれていることだけを望み、それを知って行いたいと願っています。
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