参照:良いサマリヤ人
私が精神的な病気のため、何年もの間、多くの方々がわが家に必要な物質的、霊的な助けのために働いてくださり、今も続いています。
イエス・キリストは、そのような主の愛をもって働く人々について、次のように教えました。
34 そのとき、王は右にいる人々に言うであろう、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい。35 あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせ、かわいていたときに飲ませ、旅人であったときに宿を貸し、36 裸であったときに着せ、病気のときに見舞い、獄にいたときに尋ねてくれたからである』。37 そのとき、正しい者たちは答えて言うであろう、『主よ、いつ、わたしたちは、あなたが空腹であるのを見て食物をめぐみ、かわいているのを見て飲ませましたか。38 いつあなたが旅人であるのを見て宿を貸し、裸なのを見て着せましたか。39 また、いつあなたが病気をし、獄にいるのを見て、あなたの所に参りましたか』。40 すると、王は答えて言うであろう、『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである』。引用:新約聖書(口語訳)マタイによる福音書25:34-40
イエス・キリストより、預言者ラッセル・M・ネルソン大管長に啓示が与えられ、2018年4月の総大会で、より救い主のように、より神聖な奉仕としてミニスタリングを行うよう主から招かれました。
ミニスタリングについて、末日聖徒イエス・キリスト教会の総合手引きに次のように書かれています。
ミニスタリングとは,救い主がされたように人々に仕えることです(マタイ20:26-28参照)。救い主は,御自身の周りにいる人々を愛し,教え,彼らのために祈り,慰めを与え,祝福されました(使徒10:38参照)。イエス・キリストの弟子として,わたしたちは神の子供たちにミニスタリングを行うように努めます。引用:総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕
トーマス・S・モンソン大管長は、ミニスタリングや奉仕することの大切さを次のように教えています。
救い主は弟子たちにこう教えられました。「自分の命を救おうと思う者はそれを失い,わたしのために自分の命を失う者は,それを救うであろう。」(新約聖書 口語訳 ルカによる福音書9:24)救い主が言っておられるのは,自分を捨てて人に奉仕しなければ,自分自身の人生の目的などほとんどないということだとわたしは信じています。 自分のためにだけ生きる人は,ついには枯渇してしまい,比喩的に言えば,命を失ってしまいます。一方,自分を捨てて人のために奉仕する人は,成長し,繁栄して,実際に自分の命を救うのです。引用:
M・ラッセル・バラード十二使徒定員会会長は、ミニスタリングや奉仕の機会を求め、毎朝祈るよう招いています。
毎朝,天の御父に,「神の大切な子供の一人に仕える機会に気づけるよう導いてください」と祈〔ってください〕。それから一日を通して,心の中に信仰と愛を満たして,助けの必要な人を探すのです。……これを行うなら,あなたの霊的な感受性は研ぎ澄まされ,今まで自分にできるとはまったく気づかなかった奉仕の機会を見いだすことでしょう。
引用:
わが家のために行われたミニスタリングを、思い出せる限りここに書こうと思いましたが、あまりにもたくさんなので、それらを一つひとつ書くのは無理だと気づきました。
そしておそらく、実際にわが家に行ってくださったことよりも、何倍もわが家のために祈ってくださっていると思います。
そのような義人の祈りにイエス・キリストは答えられ、御霊による霊感、導き、啓示をその方々に与えられ、主の愛をもって主と共にわが家のために働いてくださっていると思います。
その方々は、「わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである」と主が話された謙遜な主の弟子であり、倒れている隣人を助けた良きサマリヤ人(新約聖書 口語訳 ルカによる福音書10:30-37)だと思います。
イエス・キリストの愛と助け、その方々の愛と祈り、そしてミニスタリングがなかったならば、わが家はどうなっていたか分かりません。
感謝を伝えるのに精いっぱいで、到底お返しできるものではありません。
そのような方々に、モンソン大管長が教えた祝福がもたらされますようにと願っています。
「自分を捨てて人のために奉仕する人は,成長し,繁栄して,実際に自分の命を救うのです。」
わが家も隣人の霊的、物質的必要に気づいて働けるよう祈り、それを見いだしたならば行うよう努めています。
イエス・キリストと共にミニスタリングする機会や能力が増すよう願っています。
イエス・キリストが生きておられると証します。
ミニスタリングを通して主に仕える機会、そしてお互いに仕え合う機会が与えられていることに感謝しています。
主が、主の声に聞き従う謙遜な弟子を通して、今も世界や私たちの周りで愛と助けをもたらしてくださっていることに心から感謝します。
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