聖典と預言者は、天父とイエス・キリストと夫婦は一つになり、家族をともに導くことについて教えています。
18 また主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう」。
引用:旧約聖書(口語訳)創世記2:18
主は,妻が夫の助け手(訳注―英語では「helpmeet」で,「meet」は「対等」を意味する),つまり対等で不可欠の,完全な協力者となるよう望んでいらっしゃいます。
主の計画において,「ふさわしい助け手」とは,完全なパートナーシップの下でアダムと肩を並べて歩む伴侶のことでした。実際,エバはアダムの人生における天からの祝福でした。エバの持つ神から受け継いだ特質と霊的な属性のゆえに,アダムは全人類のための神の幸福の計画を彼女とのパートナーシップの下で協力して成し遂げたいと願いました。……夫婦がこの原則を理解し,受け入れるとき,自分を家族の大統領または副大統領と位置づけることはないはずです。夫婦の関係に優劣はなく,どちらも相手より前に出たり,後ろに下がったりすることはしません。神の子供たちとして,対等に横に並んで歩むのです。夫婦は,思いと望みと目的において,天の御父とイエス・キリストと一つになり,家族をともに導きます。……神殿の結び固めを通して,男女は新しくかつ永遠の聖約によって聖なる結婚制度に入ります。この神権の位によって,二人が交わした聖約に従って生活するときに,永遠の祝福と,家庭内の事柄を導くための神聖な力を授かります。そのときから,特に家族を養い育て,管理するという神から与えられたそれぞれの責任において,主との完全なパートナーシップの下で,互いに頼り合いながら前進していくのです。引用:
「主とのパートナーシップのもとで」
ウリセス・ソアレス長老 十二使徒定員会
総大会2022年10月
何年も前、私たち夫婦は神殿で結び固めを受けて結婚し、主と妻とともに歩み始めました。
新婚だった頃、私たちの友達である一人の女性が、わが家に遊びに来ました。
私たちと彼女は、近くの川の土手へ散歩に行きました。
私と妻が土手の階段を上り、彼女は後ろからついてきながら次のように言いました。
「私も、夫婦が横に並んで歩いていけるような人と結婚したい」。
それまで、私は夫婦が横に並んで歩くような対等な存在であるということについて考えたことは、あまりありませんでした。
その土手で、私と妻が横に並んで歩いていたのはたまたまでした。
けれども、彼女の言葉を通して私は気づき、学び、それから何度もその時のことを思い出しています。
主の計画において、「ふさわしい助け手」とは、完全なパートナーシップの下で肩を並べて歩む伴侶のことです。
夫婦の関係に優劣はありません。
そして大切なことは、夫婦は、思いと望みと目的において、天の御父とイエス・キリストと一つになり、家族をともに導くということです。
結婚してからそれを少しずつ学び、意識するようになりました。
イエス・キリストを仰ぎ見て、主を中心とした生活を送ろうと努力し続けるとき、妻や子供らとの距離が少しずつ近づいてきました。
逆に、夫や父親として、何度もふさわしくない言葉や態度を示し、妻や子供たちを悲しませて距離が離れることもありました。
そのたびに、主に悔い改め、家族に謝り、やり直してきました。
妻が、深い愛と忍耐をもって、私と並んで歩んでくれていることに感謝しています。
主と妻と一つになり、ともに家族を導き、天のお父様のみもとへ帰るためには、どうしてもイエス・キリストの助け、贖罪が必要です。
神殿で結婚したときに交わした主と妻との聖約[1]を守ろうと努め、主の助けを受けてきました。
天の御父とイエス・キリストが、私たち夫婦と一つになり、家族をともに導いてくださっていることに感謝しています。
脚注:[1]神と人との間で交わされる合意。ただし,この合意は対等の関係によるものではない。神は聖約に関して条件を定め,人は神から求められることを行うという同意をする。そして神は,人が従順であることに対して定められた祝福を与えると約束される。